Webサイトへの侵入を「検知」する

不正アクセスのレポート Web侵入を検知 J-STA.com

Web侵入の兆候を検知する

多くのWebサイトでは、管理画面などの重要な領域を守るために様々なセキュリティ対策が行われています。
しかし、それでもなおWebサイトへの侵入は発生しており、大切な情報が知らない間に盗まれたり、システムが破壊されたりする事例は少なくありません。

特に情報の盗難は、関係者が気づかないまま静かに行われるケースが多くあります。 実際に、多額の費用をかけて構築された大規模なシステムであっても、気づかないまま情報が盗まれている可能性は否定できません。

では、どのような対策が必要なのでしょうか。
私たちが提案するのは、「侵入を防ぐ」だけではなく「侵入を検知する」セキュリティ対策です。

どれほど対策を行っても、攻撃を完全に防ぎ続けることは簡単ではありません。 しかし、侵入の兆候を検知することは可能です。

ハッキングの特徴を利用した侵入検知

ハッキングは、人間では不可能な速度でページにアクセスします。 多くの場合、1秒間に複数ページを高速で閲覧するような動作を行います。

この特徴を利用して侵入の兆候を検知することができます。 方法は非常にシンプルで、管理画面などのセキュリティ領域に 意図的にリンク切れのあるページ を配置するまたはハニーポッドと呼ばれるダミーページを配置する。

可能であれば管理画面の全ページにリンク切れのcssを配置するのが効果的ですが、数ページのハニーポッドを設置する方法でも効果があります。
ここでは「存在しないcssを配置」した手法を紹介します。

存在しないcssを配置したページはサーバーで404エラーを観測できます。
これにより管理画面にアクセスした事が把握できます。 もちろん、画面の見た目や通常の操作には影響を与えません。

一方で、ハッキングはページ内のリンクやリソースを機械的に読み込むため、 短時間に同一IPアドレスから複数の404エラーが発生するという特徴的なログが残ります。

この挙動を検知することで、不正アクセスの兆候を早期に把握することが可能になります。

※cssは既存の1つのcss内にネスト形式で記述することで多数のページに配置する事が可能で効果も高いです。

Watch40xによる侵入検知

Watch40xは、このような404エラーを利用して、不審なアクセスやハッキングの兆候を観測・分析する仕組みです。

404エラーとして観測されたアクセスログを分析し、 不審なIPアドレス、不自然なアクセス頻度、ハッキング特有の挙動などを把握することができます。

このような観測データを継続的に蓄積することで、Webサイトに対する攻撃の兆候を早期に把握し、 セキュリティ対策の優先順位を明確にすることが可能になります。

気づいていないだけかもしれません

「自分のWebサイトは侵入されていないから安全だ」と考えていても、 実際には侵入されていることに気づいていないだけという可能性があります。

私たちは、Webセキュリティにおいて重要なのは、 侵入を完全に防ぐことだけではなく、侵入を検知する仕組みを持つこと だと考えています。

侵入の兆候を早期に把握できれば、被害を最小限に抑えることができます。 その第一歩として、侵入を検知する仕組みを導入することが重要です。

Watch40x について

当社では、不正アクセスを継続的に収集し、IP情報や接続情報の解析を行うことで攻撃傾向を把握しています。 解析結果をもとに不審なアクセスの可視化と分析を行い、Webサイトの安全性を継続的に高める運用を支援しています。

導入をご検討の企業様へ

Webサイトへの脆弱性探索や自動スキャンは、企業規模を問わず日常的に発生しています。 重要なのは、発生状況を可視化し、分析し、継続的に改善できる体制を整えることです。

当社では、不審アクセスの観測、攻撃傾向の可視化、ログ分析に基づく予防的セキュリティ対策を通じて、 企業様のWebセキュリティ強化を支援しております。

お問い合わせ先

株式会社リタ

https://www.lita.co.jp/

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