AS番号(ASN)から何が分かる?(実務向け)
ASN/実務
ASNは「そのIPがどのネットワーク(運営主体)にぶら下がって見えるか」の強い手掛かりです。国断定ではなく、運営主体の推定に使うのがコツ。
ASNで分かること
- 運営主体の手掛かり:AS名/組織名からクラウド・キャリア・CDNなどが見える
- 集約の単位:同一ASNに多数のIPが束ねられる(同じ運用者の可能性)
- 怪しさの文脈:VPN/プロキシ/ホスティング由来かどうかのヒントになる
ASNの「国」についての注意
- ASNの登録国は「ASの登録情報」。利用者の所在地ではありません。
- route国(BGPの見え方)とは別物です(route国の意味参照)。
実務の見方(おすすめ)
- RDAPで範囲と登録組織を見る(RDAPとは)
- ASNで運営主体の種類を当てる(クラウド/キャリア/CDN)
- 最後にWHOIS rawで裏取り(WHOISとは)
よくある誤解
- 「ASNの国=アクセス元の国」ではない
- 「ASNがクラウド=不正」ではない(業務システムも多い)