IPv6は、人類がどう頑張っても使い切れないほどの「宇宙規模」の量があります。
IPv4のアドレス数は約43億個。砂粒に例えると「風呂桶たった1杯分」です。対してIPv6は、砂粒に換算すると「地球サイズの風呂桶を3,500万杯」満たせる量になります。IPv4が砂遊びなら、IPv6は銀河系の創造に近い規模感です。
IPv4は約13時間で枯渇。午前中に使い始めて、おやつ時には絶滅します。対してIPv6は約1,100垓年持ちます。宇宙の年齢の約8,000兆倍です。
IPv4は2人に1人しか持てない「残酷な椅子取りゲーム」。IPv6は全人類が1人1京個持っても、まだその辺にアドレスが転がっています。
未来の地球が「ネットの騒音」で埋め尽くされることを想定しているからです。パソコンやスマホだけでなく、あらゆる物体に住所(IP)を持たせる「全アドレス時代」がやってきます。
使い終わったトイレットペーパーの芯や、野良猫の首輪、道端の石ころにさえ、世界で唯一のグローバルIPを割り振ることができます。地球上のあらゆる物体が「俺、ここにいるよ!」「俺、ちょっと湿ってるよ!」と一斉に叫び始める狂気の世界です。
なぜ石ころにまで住所が必要なのか。それは、仲介役を通さずに「タイマンで会話(通信)」できるからです。
余計な関所を通らない最短経路の通信が可能に。
個体識別が1ミリの疑いもなく判明。スマートシティで数百万のセンサーが同時に喋っても、即座に「どの個体の発言か」を特定できます。
IPv4は風呂桶の底の最後の一滴をみんなで啜っている状態。対してIPv6は、太平洋の水を全部コーラに変えて「好きなだけ飲め」と言われているようなもの。この圧倒的な余裕が、シュールで便利な未来を加速させます。